文字の1行目の位置(インデント幅)を調整するには、プロパティにtext-indentを指定します。
text-indent:指定する値;
}
text-indentを使うことにより、1行目の文字位置を調整することができます。
例えば、下の文書のインデント幅を調整すると…。
[インデント調整前]むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。おばあさんが洗濯をしていると、川の向こうからドンブラコ、ドンブラコと大きな桃が流れてきました。
むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。おばあさんが洗濯をしていると、川の向こうからドンブラコ、ドンブラコと大きな桃が流れてきました。
このような感じになります。
1行目の位置が変わりましたね!
例えば、ホームページに小説や論文などを掲載する場合に使用すると、読みやすい文書にすることができます。
ちなみに上のサンプルは、25pxで指定しています。
HTMLとCSSの記述方法
インデント幅を調整するには、text-indentに値を指定します。
[CSSの記述例]text-indent:25px;
}
指定する単位は、px以外の単位を使用してもOKです。(em、exなど)
なお、マイナスの値をつけることも可能です。
<!DOCTYPE HTML>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="utf-8">
<link rel="stylesheet" href="style.css">
<title>インデント幅の調整</title>
<!--[if lt IE 9]>
<script src="http://html5shiv.googlecode.com/svn/trunk/html5.js"></script>
<![endif]-->
</head>
<body>
<p class="indent">むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。おばあさんが洗濯をしていると、川の向こうからドンブラコ、ドンブラコと大きな桃が流れてきました。</p>
</body>
</html>
むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。おばあさんが洗濯をしていると、川の向こうからドンブラコ、ドンブラコと大きな桃が流れてきました。
長い文書など書く場合、適切にインデントを調整すると読みやすくなります。必要に応じて使ってみましょう。
覚えておきたいポイント
インデントはCSSで
つい全角スペースを入力してインデントを表現したくなってしまいますが、CSSのほうがより細かに調整することができます。