レンタルサーバーとは、ホームページの公開に必要なWEBサーバーを貸し出しているサービスです。
その名の通り、WEBサーバーをレンタルすることができます。
「低価格」「メンテナンス不要」「初心者にもわかりやすい」などの特徴があります。
レンタルサーバーの特徴
1台まるごとWEBサーバーを用意するとなると、サーバー用のパソコンやオペレーティングシステム、利用者ごとの権限作成、Apache(あぱっち)やMySQL(まいえすきゅーえる)など、様々なソフトをインストールする必要があり、高度な知識と費用がかかります。
また、メンテナンスも自分で行う必要があります。
一方、レンタルサーバーは業者が用意した完成されたサーバーをレンタルします。
1台まるごとではなく、1台を複数人で共有するので、価格も安く提供されています。
メンテナンスも業者が行ってくれます。
両者を例えるなら「一軒家」か「賃貸」か…といった感じです。
一軒家は購入すると非常に高額ですが、1人で専有でき自由気ままです。
一方、賃貸は毎月決められた家賃を払えばOKなので、一軒家購入に比べて費用は安く抑えられます。
ただし、共有の決まり事があり、一軒家ほど自分の好きにすることはできません。
※賃貸で好き勝手すると、まわりの人に迷惑ですし大家さんにも怒られますよね。
無料と有料のレンタルサーバー
レンタルサーバーは無料で使えるものと、有料のものがあります。
無料のレンタルサーバーで有名なのは「FC2」「ヤフージオシティーズ」「忍者ツールズ」などがあります。
有料のレンタルサーバーは「さくらインターネット」「エックスサーバー」「ロリポップ!」などです。
無料と有料の違い
無料と有料の大きな違いは、「広告の表示の有無」「容量」「サーバー性能」などがあげられます。
無料のレンタルサーバーは、ホームページのスペースに広告が表示される場合がほとんどです。
また容量も少なく、あまり手の込んだホームページは運営することができません。サーバー性能も高くなく、表示速度が遅かったり、仮にデータが消えたとしても保証やバックアップなどのサービスが受けられない場合があります。
制限も多く、「アレもしたい、コレもしたい」には向いていません。
- お金は一切必要ない
- 広告が表示される
- 使える容量が少ない
- サーバー性能は高くない
- ネットショップなどを運営するには不向き
- データが消えても文句は言えない…
一方、有料のレンタルサーバーはお金が必要ですが、無料に比べると容量も多く、広告も表示されません。
サーバーの性能も無料に比べると高性能です。
また、データのバックアップサービスを行なっている会社もあります。
制限も少なく自由にサーバーを使うことができます。もちろん、通販サイトを運営することだって可能です。
[有料のレンタルサーバー]- お金が必要
- 広告は表示されない
- 無料と比べ大容量
- 高性能なサーバー
- ネットショップなどの運営も可能
- メールアドレスも大量に作成可
- 独自ドメイン利用可能
- SSL利用可能
- データバックアップ管理
なお、有料サーバーの料金は安いところで月額200円以下からあります。
業者にもよりますが、平均で月500円~1000円程度のサーバーをレンタルすると十分なホームページが運営できます。
覚えておきたいポイント
レンタルサーバーには無料と有料があります
無料のレンタルサーバーは個人のホームページやブログに向いています。費用もかからず、気軽に運営することができます。
有料のレンタルサーバーは会社や企業、お店などのホームページに向いています。ネットショップを運営することもできます。